「看護師」には、女性というイメージが非常に強い。
一昔前までは「看護婦」と呼ばれていました。
今でも「看護婦」という言葉を使う人もいますね。
男性看護師、いわゆる「ナースマン」が増えてきたのはここ最近。
しかしまだまだ少なく、看護師全体の1割程度いくかいかないかくらいらしいです。
そんな男性看護師ですが、病院でどんな役割を担っているのか?
女性看護師との違いはなんなのでしょうか?
力仕事
男性看護師が頼りにされていることで、よく言われるのが力仕事です。
患者の生活介助が必要な場合もあり、患者を持ち上げたり、身体を支えたりと、力仕事が必要となることがあります。
これが結構たいへん…。腰を痛める看護師もかなり多い。もはやこれは労働災害ですね💦生活介助が必要な理由として、安静度や痛みのため自分で動けない、脳梗塞などで麻痺があるなど、理由は様々です。
こういった患者を移動させるとき、男性看護師のその筋肉!それが利用できるんですね!
まぁ、私の場合力がないため、なんなら私より強い力のある女性看護師は病棟にも何人もいるような気が…笑
まあそんな話はさておき、力仕事は男性看護師の力の見せ所となります!!
雰囲気を和ませる
看護師の世界は女性社会。
女性社会ってこわいですよね~笑
よくテレビでもあるような話も本当にあるんですよね。
看護師をはじめ、女性ファッション業界、保育士、ママ友などなど、こわ~いところです💦
私の職場も以前はそうでした。
ズバッと簡単に言ってしまうと
「女子高生か!!」って感じです。
いい大人が陰でこそこそ文句を言い、他人に同意を求め、しょうもないことでいじめる…。だいたい独身の女性は既婚の若い女性を嫌いますし…💦
本当にしょ~もないことで雰囲気を悪くしたいみたいですね。
しかしそこにナースマンが一人いるだけで、雰囲気は和むんですよね。
女性社会に男性が1人いるだけでそんなに変わるか~??
と思う方もいるでしょう。
しかしこれは本当らしく、女性看護師によく言われることです。
理由の一つに、単純に性別が異なるということもあるでしょう。
異性がいることで多少の羞恥心が生まれるのは間違いありません。
その他、いじられキャラになるということも大きな理由の1つです。
やはりいじられる人がいないと、その場の空気は和みません。
女性だけだと、いじられることってなかなか難しいですよね。
太っている人に食いしん坊だとかデブだとか、そんなデリケートな事なかなか言いませんよね。
しかし
男性が1人いるだけで、いじられる対象ができるんです。
これはかなり大切なこと!!
こういった役割を担うのもナースマンの大切な仕事。
見えないところで職場の雰囲気を和ませているんですね。
男性患者
看護師というのは日常生活介助も仕事の1つとなります。
そんな中、女性の患者にとって、ナースマンに生活介助をされることは少し恥ずかしい、できれば女性看護師の方がいいなと思われる人もいます。
逆に、男性患者は女性看護師に生活介助されるのを嫌がる人もいます。
こういった時もナースマンが重要な役割を担います。
患者との会話の中でも、男性同士だから話せることも出てきます。
ナースマンが増えてきたことで、今までにはなかった患者とのかかわりというのもできてきているのではないでしょうか。
まだまだ数の少ない男性看護師ですが、男性看護師にしか担えない役割というのもあるのです。
今までは女性の仕事のイメージが強かった「看護師」ですが、時代は変わってきています!
ナースマンが増えていってくれたらいいなと感じているナースマンきょそでした。
それゆけ!ナースマン!